2012年01月25日

歌詞メモ「眠れない夜に、踊れない歌を」

いま制作中の曲の歌詞です。


***


「眠れない夜に、踊れない歌を」


奥深くに刺さる棘 うるさく疼き
夢ささやく安らぎは かき消される

ああ ミルクに混ぜる 溶けきらない苦い吐息

12時を失った時計のリズムが
つま先を噛み よろけた

眠れない夜に 踊れない歌
降ろせない幕に 焦らされて
過ちをごまかしては 現実での役を演じ続ける


星数える幻想を 窓から捨てて
愛のたまう鐘の音に 耳を塞ぐ

ああ 心に空いた穴が 吸い寄せるガラクタ

白い熱も冷め切って 喉元で濁る
吐き出しながら喘いだ

眠らない舞台 踊らない胸
終わらない今日に 絡まれて
目の眩むライトの下 明日に落ちる闇を探し続ける


眠れない夜に 踊れない歌
進めない足と 戻れない感情の
板ばさみを取り繕い ひとりもがき続ける
 
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2012年01月08日

「ことのおと」販売開始

歌詞集「ことのおと」、本日より販売開始されています。どうぞよろしくお願いします。
本の内容については過去記事をご参照ください。

とらのあなの通販ページ→コチラ
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2011年12月28日

修正版「蒼穹図」



楽曲を修正して、動画もワイド画面用に作り変えました。
今年唯一の動画投稿。

曲の詳細に関する過去記事はコチラ
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2011年12月20日

歌詞集「ことのおと」

過去4年の間に、VOCALOIDをボーカルに用いて公開した楽曲の歌詞をまとめて、小さな冊子にしました。
新書版44P。読みもの「或る旅人の手記」付き。

詞を6つに分類して、わかりやすい形に掲載したつもりです。
本自体にキャラクター要素はありませんが、掌編の手記の主はまあ、これまでのP活動の積み重ねによって築かれたかの人、kの人のイメージになってるんじゃないかなと思います。

記念に、またひとつの区切りにと初めて作ってみたものですが、編集作業により、自分の中で詞と曲に対する整理がつけられて良かったです。
よければ手にとってみてください。

「とらのあな」にて予約可になってます。→コチラ
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2011年06月01日

歌詞「追伸」

上京している兄弟に、実家の母が震災の救援物資を送ったと言うので何を送ったか尋ねたら、兄弟の好物の饅頭!と返ってきたのを思い出して書いた歌詞。
果たしてそれは救援物資なのか、とその時は思ったけど確かに救援物資でした。



***



歌詞「追伸」



田舎から届いた ダンボールの玉手箱
開けるより先に いくらか年を食って(い)たよ
中からざくざくと あふれる野菜や米
そこに添えられた かーちゃんからの手紙

タケシ元気にしていますか 困った事はありませんか
とーちゃんとかーちゃんは いつも心配して(い)ます

追伸 庭の桔梗が咲きました
追伸 ポチは毎日ヒマそうです
追伸 このたびお向かいのマコちゃんが 結婚する事になりました
追伸 バスの本数が増えました
追伸 角のタバコ屋さん閉店
追伸 このあいだ地元の広報に かーちゃんの俳句が載りました



どうでもいいような そうでもないような日々
俺が空けた地の 時計は止まる気がして(い)た

溜め込まれていた近況 追伸の追伸は止まらない
離れた時間を埋めて かーちゃんが迫ってくる

追伸 洗濯機を買い換えました
追伸 今年も干し柿作ります
追伸 お寺で猫が生まれました
追伸 インターネット始めました
追伸 じーちゃんただいま禁煙中
追伸 ベッド下の湿っぽい本は とーちゃんが片付けてくれました



追伸 オレオレ詐欺撃退しました
追伸 タケシのゲーム機借りてます
追伸 パーマかけてから近所の子に サイババアと呼ばれています
追伸 ペン字講座を受けています
追伸 このボールペン書きやすいです
追伸 くるくるほらほら字もきれい
追伸 便箋が足りません
追伸 イエーイ
追伸 読んでる?
追伸 今うざいって思ったでしょ
追伸 それではここで問題です 追伸はいくつあったでしょう?

答えはタケシの年の数
当たりでも外れでも 景品は箱の奥です

最後に見つけた 24番目の追伸
ハピバースデー ケーキじゃないけど食べてね
田舎のまんじゅう 誕生日は明日だけど
久々にかじる 好物はしょっぱい味がした
 
 
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2011年03月27日

歌詞「水鏡」

すっかりご無沙汰のブログ更新です。
今は近況報告をほとんどTwitterで済ませているので、良かったらあちらも覗いたってください。


で、ブログ用の長文報告。
KAITO民族調コンピレーションアルバム「AO」に1曲収録して頂きました。
http://lilium.web6.jp/k_compilation/
結局ニコニコ動画には投稿しなかったので、歌詞だけ掲載します。

曲の自己紹介…
曇りない雲。仰向いた青。水天に引き込まれて。
インドの楽器(サロード・ヴィーナ・タブラ)+電子音で作った、ゆるりらした曲です。

<続きを読む>以下の折りたたみ部分は、作者自身の歌詞解説っぽいものなので、読みたくないなあという方は飛ばしてください。


***


「水鏡」


しじまが磨いた水面 曇りない雲
逆さに開いた扉 仰向いた青

求める者は すくい上げ 潤して生命を得る
求め疲れた者は のぞき込み 麗しい虚空へと

ひらりひらり 舞い落ちた ひと葉ひたり 背を合わす
広がりゆく波紋が 現し世を歪め
ゆらりゆらり 脆すぎた ゆえに揺らぎ 乱される
倒錯した幻想に手招かれ

暴かれるもの 涼しい顔して 微笑みかける 己の反面
たたずむ辺 漂う水影 いびつもありのままに晒して
幽明分かつ 鏡の際より ささやきかける あやかしの虚実
凍える途が 続く夢うつつ 孤独な原理 底に蠢く


肌に沁み込む 冷たい痛みに
にじむ瞳から 咲いては零れる

はらりはらり 舞い落ちた 花がはたり 瀬を叩く
連なりゆく波紋が 映し出すうねり
ゆらりゆらり 繰り返し ゆらり揺らぎ 乱される
高く深き水天に引き込まれ

魅入られたもの 輝く泡に 包み込まれて くぐり抜ける先
濯ぎ落とせぬ 重たい罪科に 心縛られ どこまでも沈む
留まる事も 散りゆく事も 叶わぬ淵で そぞろにたゆたう
表と裏の せめぎ合う波は 注ぐ時間が ゆるりと鎮める
 
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2010年11月20日

「万感吟遊」を修正



動画投稿しました。

先にツイッターで書きましたが、アレンジはパンの振りを少し変えてストリングスを一部足した以外はほとんど元のままです。
音色は買い足した音源に入れ替えたり、声色は低い音域に合わせて明るさを少し落としたりしました。
心残りは尽きないので、また3年後くらいに直そうかなーと。
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2010年11月05日

3年越えても響けよ



万感吟遊・改。
再配布MP3用に調整しているもののサンプル。
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2010年10月22日

新曲「レーテーの棺」



動画投稿できました。
絵は、うむさんに描いて頂きました。どうもありがとうございます!

野暮ったくなるので解釈めいたものはあまり書かないようにしているのですが、今回のは抽象的過ぎるので、うむさんとお話した中で表したものを少しだけ追記します。
 
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2010年10月03日

歌詞修正

部分的に曲構成を見直して歌詞追加したので、改めて全文。
曲はまた後日に。


***


歌詞「レーテーの棺」


夜も昼も隔てぬ森は 白く霞み 夢へとさらう
雨と花の弔いの歌 石の棺 誰が眠るの?

青い砕片 羽根を散らせて 蝶が消え入る

深く追い求めた瞳は 人知れず閉ざされて
輝いた時のままで――

水も土も流れぬ森は 色の落ちた記憶に淀む


止め処もなく枯れては落ちて 道標は木の葉に沈む
風に触れぬアネモネのように 綿は湿り あてを失くして

冷たい蓋に刻まれた名は 夢魔が持ち去る

強く恋焦がれた心は 人知れず閉ざされて
美しい時のままで――

木漏れ日の階段 揺れて 迷う者を天へとさらう
雨と花の弔いの歌 石の棺 誰が眠るの?
 
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2010年08月14日

歌詞メモ「レーテーの棺」

森の中にぽつんと置かれた棺、というイメージから書き起こしたものです。
久しぶりに曲先。


***


歌詞「レーテーの棺」


夜も昼も隔てぬ森は 白く霞み 夢へとさらう
雨と花の弔いの歌 石の棺 誰が眠るの?

青い砕片 羽根を散らせて 蝶が消え入る

深く追い求めた瞳は 人知れず閉ざされて
輝いた時のままに――

水も土も流れぬ森は 色の落ちた記憶に淀む


冷たい蓋に刻まれた名は 夢魔が持ち去る

強く恋焦がれた心は 人知れず閉ざされて
美しい時のままに――

木漏れ日の階段 揺れて 迷う者を天へとさらう
雨と花の弔いの歌 石の棺 誰が眠るの?
 
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2010年08月07日

「軍神オーディン」を修正



昨日になりますが、動画投稿できました。
近いうちにMP3もHPに上げます。

今回に限らずこのところ手元でずっと過去曲とばかり向き合っていたので、そろそろ新しい曲も作りたいです。
posted by F.Koshiba at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 作詞作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

何度でもやり直せばいい

lilyってインターネット社さんだったのか。
と思いながらSSW9proでがくっぽいど歌唱の曲を修正中。
バージョンアップ版にデータ移行させて音源いくつか差し替えて、ここからどう詰めていくべきか悩む。


「軍神オーディン」
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2010年05月31日

ピコピコ武者その後



前に載せた試作よりもうちょっとシビアに音数を減らして、動画をつけて完成。
また後日追記するかも。


歌詞フォント:Famania
上記配布元:Chiphead
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2010年04月18日

歌詞メモ「あの日の僕と」

春は作るものもセンチメンタルになりやすいです。
ピアノ曲にしたいかな。


***


歌詞「あの日の僕と」



急に恋しくなって ないしょで帰るふるさと
遠いあの日の僕と かくれんぼをしよう


坂の道 転げるように 通っていた学び舎
帰ることなんか忘れ 遊びに暮れた校庭
いつか終わる今を知り 残った僕にネムノキは
かがり火のように花開き 家路を照らしてくれたよね

母さんが迎えに来て 並んで歩いた
汗を冷やす土手の風 温もりを繋ぐ指先

近すぎて見えなかった 今なら気づけるよ
どれほど多くのものに 救われていたのか
ひとりでも生きられると思う人ほど
きっとたくさんの人に 支えられている


ケンカしてがむしゃらに 駆け登った裏山
木々が包む境内は 神様の手のひらみたい
泣いて真っ赤でしわくちゃな おさるの僕にシイノキは
頭にコツンと一粒の 小さなドングリくれたよね

父さんにおんぶされて 顔をうずめてた
僕の涙を隠して ただ受けとめていた背中

近すぎて見えなかった 今なら気づけそう
ライトの花 ビルの尾根 せわしいあの街でも
こんな僕を気にかけてくれる存在
きっとたくさんの人と 支えあっている


大人になった誰もが 辿った道 振り返れば
長く伸びた僕の影を あの日の僕が踏んづけていた


近すぎて見えなかった 今なら気づけるよ
どれほど多くのものに 救われているのか
帰る前に少しだけ 顔を出していこう
離れていた時間だけ 素直になれる気がしたよ

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2010年04月06日

新曲「暁の夢人」



やっと形にできました、「待宵の歌姫」に続く曲です。

「待宵の歌姫」が酒場の小さなステージでの演奏、というシチュエーションで作ったものだったので、この曲も編曲や音作りなどの雰囲気を似せたつもりです。
ただ前回の具体的な場所イメージに対し、今回は回想とか夢の中みたいなイメージをもって、違いをつけた部分もあります。


暁の夢人_背景01

画像はまた自分で作ってみたものの、なんか…どうにもこうにも。作りたかったものの雰囲気だけでも伝わればいいんですが。
草のとこだけフリー素材集の写真を加工して使いました。


その他の事。
今ニコニコ動画には課金で投稿動画を宣伝できるシステムがありますけど、当方の動画には宣伝を入れて頂かなくても結構です。
今回のものから宣伝の設定を拒否にしていますが、もちろんこれまでに宣伝頂けたのはものすごく嬉しかったです。どうも有難うございました!
でもやっぱり、相応のものを出せない事に悩んでしまうので、ただの趣味にはタダで気軽にお付き合いしてもらえたらと思います。


以下、歌詞全文。
 
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2010年03月30日

だめやん

もう3月も終わろうとしています…誰だ2月中とか言ったのは。
曲は出来ていて、今は画像を制作中です。のろのろと。
posted by F.Koshiba at 22:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 作詞作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月22日

1週間切りまして

風呂に入る時、脱衣所の床がちべたいのでつい靴下を最後まで脱ぎ残して毎回微妙な気持ちになります。変態です。

とろとろ作っててもしょうがないと思って2月中に完成させるつもりでいる曲ですが、2月は28日までしかないですね…あやしくなってまいりました。
また元気にドツボに嵌ってます。
posted by F.Koshiba at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 作詞作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月03日

放ったら歌詞

放ったらかしにしてあった歌詞も、公開するとなんだか急に曲を付けたくなります。火の鳥もそうでした。
やっぱり構想ばかりしてないでどんどん表に出したほうがいいのかな。
できれば2月中に「暁の夢人」を楽曲として公開したいです。

メッセージいろいろありがとうございます。
今日のうちにお返事いたします。
posted by F.Koshiba at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 作詞作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

歌詞メモ「暁の夢人」

「待宵の歌姫」には男性側の歌詞があります。

これも結構前に書いたものなんですけど、なかなか曲がつけられないので、今は読み物として置いておきます。
一連のストーリーととらえるならネタばれになるので、曲の形になるまで見たくないという方は飛ばしてください。
 
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posted by F.Koshiba at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 作詞作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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